MRの英語力(TOEIC or TOEFL)と今後の必要になるのか。
こんばんわ、現役MRのユウトです。
MRは本当に空き時間が多いと思います(移動時間や先生を医局前で待っている時間を含めると、1日の80~90%くらい空き時間が占めるんじゃないかと思います)。なので、空き時間を如何に活用するかが、今後の人生を左右すると言っても過言ではないでしょうか!
実際、医局前で先生を待っている時、MR同士でおしゃべりしている人、何か文献を一生懸命読んでいる人、ぼーっとしている人、スマホをいじっている人、スマホでゲームを楽しんでいる人、FXなどの投資をしている人、英語の勉強をしている人など人それぞれ好きな事をして時間を過ごしています。
MRと話をしていても、「英語」ってフレーズが良く出てきます。みんな英語をしないといけないと感じているから話題として出るのだろうと思いますが、実際のレベルや今後の必要性についてまとめていきます。
ちなみに、MRの1日の流れを僕の実体験を通して、まとめてみましたので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
目次
現役MRの英語力をTOEICで検証
ある時、営業所のメンバーでTOEICを受けました。
理由は単純明快!今後、英語が絶対必要になるから、今のうちから勉強して、どんな環境でも対応できるように自己研鑚をしておく!というものでした。
結果は散々、300~500点の間がほとんどです。
テスト終了直後も「難しかった!」「次回リベンジしてやる!」と意気込んでいましたが、皆次回はありませんでした。
つまりは 挫折 です。
周りができていないから、大丈夫の考えはまずいですが、本当こんなレベルです。
中には一部、800点といった人もいますがね。。。
MRという職種での英語活用場面
正直、話すことはありません。大学病院や都心の基幹病院を担当していると留学している外国人を見かけますが、興味本位で話しかけるくらいで仕事をする上で、必要不可欠ではありません。
別に日本人に営業を行うので、日本語だけで十二分です。本社の外人にも基本的に現場に出てくるときは通訳を引き連れていますので、まったく必要がありません。
しかしながら、最新の知識を入れようと思うと英語は必要不可欠になってきます。なぜなら最新の英知は英論文に詰まっている為です。先生方と最新の話題について話をする時、その情報を持っている or 持っていないで話込める内容に濃淡が出てくるんです。
けど英語ができない人も安心してください。
今では無料の翻訳機もありますし、同じ領域の英論文を読んでいれば、同じ用語の繰り返しで、覚えてしまいます。しっかり医療に貢献したい!勉強したいという気持ちを持っていればなんとかなるもんです。
ちなみに僕もTOEICは400点台ですが、英論文は時間をかけながらも理解できていると自負しています。。。。きっと。。。。笑)
ドクターの英語力
大学病院のドクターは話せます、読めます、しゃべれます。
基幹病院のドクターもほとんど遜色ないレベルです。開業医の先生は話せない人もいますが、基本的にドクターは海外留学を経験されていますので、生活できるレベルの英語力はあります。海外からの留学生もちょくちょく大学病院に来ているので、当然と言えば当然ですが。。。
最近の製薬会社のWeb講演会も海外からの発信だったり、講演会自体が海外からの演者を招聘していて、通訳なしの講演会もあったりします。(裏話ですが、海外演者の場合、事前の打ち合わせに長くかかるようですね。同時通訳の場合、通訳の人も医学用語を理解していなければいけませんし、マーケティングも伝えてほしい内容も演者に伝えないといけないですし)
今後の MRをする上で英語力は必要になるのか
正直、現状は必要ないと感じています。
けど社内でのステップアップで内勤にいきたい!だとかマーケティングにいきたい!!と思っている人は外資系、内資系問わず必須になってきます。海外との電話会議が多いためです。
またMRではありませんが、開発も英語が重要になってきます。話せなくても読み書きはできるレベルが求められます。海外の国際共同治験といって海外と開発を同時進行で進める試験が多く、海外とのやり取りや治験の責任者が外人が多いためです。
その他、内勤になるとさまざまな部署の人と交流を持ちます。その時にどうしても英語が必要になってくるんです。
内勤職の公募条件にもTOEICがありますが、最低限600点は必要なことが多いです。ステップアップを狙いたい人は、勉強する必要があると思います。
まとめ
最初に触れさせて頂きましたが、MRは空き時間が本当に多い職種です。幸いにも給料も高く、アフターファイブを含め、何を目標に時間を使うかで10年後、、、いや5年後の将来は変わってくると思います。
ちなみに給料についても詳しく書いた記事があるので、ご参照ください。
僕が入社した時代より変化が大きく、さらに早いと実感しています。それに取り残されて化石にならないように出口を考えていきたいと改めて自分でも感じました。
けど、そういった意味でも刺激的で自分の時間が多いので、MRという職種は凄く恵まれていて今後も人気職種の1つになるんじゃないでしょうか!