製薬会社の営業マンのすべて

ヘルスケア業界は、高給取りなどのイメージもありますが、社員に優しい業界でもあります。毎年の就職ランキングで人気職種になる理由も納得です。そんな業界に勤める現役MRが包み隠さず発信していきたいと思います。

製薬業界はオワコン?そんな時こそ業界の波に乗れ!生き残れる会社も紹介するよ。

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現役MRのユウトです。

 

武田薬品もシャイアー買収に本気モードですね。

2018年は製薬業界再編の年だと言われていますが、

あの国内最大手の武田薬品が動いた以上、

日本国のバックアップがあるのは間違いないです。。

自分の会社がどういう風に変化を起こすのか不安です。。。

 

このブログでも何回か言っていますが、 

正直内資系のMRは、この先厳しい状況が待っていると思います。

50歳の人でギリギリ逃げられるかもしれませんが、

40歳代の人はアウトです。

40歳以下の人は完全アウトです。

迷ってる暇があれば、外資系に行きましょう!

 

将来が長い若手MR向けに書きましたので、

これからの業界や自身のキャリアについて考えている人に

参考になればと思います。

 

【目次】

製薬業界はオワコン(終わったコンテンツ)?

現役MRが医局前で話をしていると

いつも話題が出てくる中に

 

「〇〇の会社、早期退職募集してるらしいね。。。」

「〇〇〇人らしいよ~」

 

今年に入ってからも

ベーリンガーとサノフィが早期退職を募っています。

規模も数百人程度のものらしいので、

インパクトは非常に大きいものです。

 

おそらく後発品の浸食と新薬の開発困難が

今回の早期退職の理由だと思いますが、

昨年もMSDが大量の早期退職を募ったり、

暗いニュースが相次いでいます。

 

早期退職(リストラ)が行われないと

言われている内資系企業だって

エーザイ第一三共など大手製薬企業もバンバン行われています。。。

 

外資、内資関係なく厳しい時代です。。 

 

 

今後広がる後発品!後発品促進加算って知っていますか?

 

今回の改定で後発品加算に改定がありました。 

 

 

みなさんはどう思われるでしょうか?

薬局の先生なんかに聞いてみると85%は非常に厳しく

せめて80%は目指したいと言っています。

最悪75%。。。

 

薬局側も後発品を使用しなければならない状況がドンドン進んでいます。

 

そんな中だからこそ、 

製薬会社が生き残る術は新薬の開発になっています。

 

MRのやりがいを感じる時って

話が逸れますが、

今までMRをしていてやりがいって何ですか?

 

・先生に競合以上に自社製品を使ってもらった事?

・社内で表彰されたこと?

・先生とプライベートで仲良くなった事?

・新薬が採用になった事?

 

いろいろあると思いますが、

僕はMRである以上、新薬を患者さんに使ってもらったときの経験が一番うれしかったです。

 

その点で、

外資ベンチャー企業って魅力的にうつるんだと思います。

 

例えば、

外資ベンチャーに勤めていて

希少疾病を扱っている状況を想像します。

当然、その疾患を治療した経験がない先生であれば、

専門知識がなく、多くの場合MRが教えてあげる立場になれます。

処方がされた時は、先生も喜ぶし、患者さんも喜ぶ、そしてMRもやりがいとして感じ取れます。 

凄く頼られている感じがして、

やりがいにつながる事が多いです。

 

実際、僕の希少疾病を扱っていた時は数回経験があります。

患者さんの待合室で

看護師さんと話していた時に

「〇〇を作っている製薬会社さんですか?」

と聞かれ、何を言われるのかドキドキしていましたが

「今までの治療で本当に困っていました。

〇〇を知れたことで、次のステップにいけそうです」

 

本当にうれしいです!

希少疾病ってなかなか処方が出ないんですが、

こんな経験があれば、

もっと頑張ろうと思いますし、

今までの苦労もすぐに飛びます!

 

そんな体験、内資系企業ではほぼ経験できない時代に差し掛かっていますよね。。。

 

生き残る製薬会社

【AAA】ロシュ(中外製薬

【AAA】ファイザー

【AAA】ノバルティス

【AA】   メルク(MSD)

【AA】   サノフィ

【AA】   GSK

【AAA】J&J(ヤンセンファーマ

【AAA】アッヴィ

【AAA】ギリアド

【AA】   イーライリリー

【A】   外資ベンチャー企業

 

なんだよ。。

世界の売上TOP10+外資ベンチャーの順じゃん!

 

と思われた方も多いかと思います。

 

そうなんです。

規模が非常に重要です。

 

知っていますか?

これから近い未来にGoogleAmazon

医療分野に本格参入すると表明しています。

 

その中でも

世界で勝つだけの製品開発力と資源を持ち合わせていないと

今後、非常に厳しくなります。

 

結果、残念ながら投資資金(お金)が必要になってきます。。 

 

特にノバルティス、GSKはCEOに40代の医師を任命しました。

この来たる変化に対応できるように非常に若い人材をCEOに任命したのです。

ロシュCEOも50歳です。

 

CEOも変化する業界についていく?人材でなければ厳しいと世界はみています。 

 

自分の5年後を想像してみる

今から5年前に2018年が予想できたでしょうか?

 

ちなみに2013年は、

 ・田中将大選手が日本プロ野球新記録の開幕から16連続勝利投手

 ・長嶋茂雄さんと松井秀喜さんに対する国民栄誉賞授与式挙行

がありました。

そして、

半沢直樹

が放送された年です。

 

ブロックチェーン、AI」

なんて一般人の僕たちには想像を超える技術で、

世の中の認知率も非常に低かったことを覚えています。

 

そうなんです。。。

今の時代、5年後を予想する事さえ難しい。。

いや正直、無理です。

 

ホリエモン近畿大学の卒業式スピーチで無理って言ってます。。。

 

ただ、非常に大きな影響力を持った人が

自ら変化の波を起こすこともあります。

そんな事は一部ですよね。。。

 

この誰もが疑わない事実に今後の製薬業界の流れが詰まっています。

 

 

「業界の波に乗れ!」

 

現役MRだとまさに感じていると思いますが、

製薬業界も再編が行われています。

 

まさに変化しています。

 

その先を走っているのが、

大手外資系企業で、

時代の波とともに彼らが変化の波を起こしているんです。

 

今は国内企業は付いていくのに精一杯ですが、

数年後には、、、ほんとうに分かりません。。

 

「5年後を想像してみてください」

 

本当の意味(高収入と高いやりがい)で

生き残れる製薬会社は外資系の数社しかないです。

 

 

今からでも遅くはないです。

外資系企業に募集がかけられた時にすぐ動けるように

ビズリーチで情報収集だけでもすることをおススメします。

※実際ビズリーチで無料登録してみた感想を書いています。

 

seiyaku-mr.hatenablog.com