製薬会社の営業マンのすべて

ヘルスケア業界は、高給取りなどのイメージもありますが、社員に優しい業界でもあります。毎年の就職ランキングで人気職種になる理由も納得です。そんな業界に勤める現役MRが包み隠さず発信していきたいと思います。

製薬会社の就職活動を振り返ってみました。就活や転職活動をしようと思っている人におすすめな記事です。

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現役MRのユウトです。
今月から就活が解禁になりましたね。

10年ほど前必死に内定を取ろうと大学や就活で仲良くなった友達と四苦八苦しながらエントリーシートWebテストを受けていたのを思い返します。
すごく楽しかった記憶ともう就活はいいかな?って、ふと思い返しました。
僕の就活の結果は、15社ほど登録して4社合格し、Webで1社落ちたり、その他は選考途中でお断りしました。

今、思い返すとエントリーシートとグループディスカッションは本当に強くて、落ちた記憶がありません。
MRに絞って就職活動を行っていたので、製薬業界しか分かりませんが、会社によって最大のハードルとなる関門があります。
Webテストが一番の関門だったり、グループディスカッションだったり、、、、そこをクリアするとスムーズに最終面接まで行きます。
最後は熱意で!ってのがモットーでした。

そんな僕の就職活動を振り返ってみたいと思います。

目次

まずは第一志望群を決める

めっちゃいいなという会社もありましたが、第一志望は決めませんでした。

変わりに第一志望『群』を決めました。
なぜなら、その第一志望の会社に選考から外れてしまった場合、立ち直るまでに時間がかかると思ったからです。短期間の就職活動には、そのような時間はもったいないと思っていましたので、第一志望群として考えるようにしました。

企業説明会に参加して、直感や先輩の話なんかを聞いてみて、大手内資、外資系製薬会社を5社ほど第一志望群としました。
今思うと各会社の人事 新卒担当者のイメージだけで選んでいました。。笑)
が、ある程度会社のカラーに合う人が新卒担当者をしているケースは多いので、働いてみて、その直感は大丈夫なんじゃないかと思っています。


採用までの流れ

僕の就職活動の時は内定までの一般的な流れはこんな感じでした。
企業説明会→Webでエントリー→Web適正テスト→グループディスカッション→個人面接→最終面接

会社によって、最大のポイントがありました。
例えば、大手内資系製薬会社 エーザイ株式会社ですとhhc理念をもった人を多く採用させたいので、Web適正テストが一番の壁でした。
こんな感じで、数千人とエントリーを行うので、どこかでポイントを作り、人数を絞っているイメージです。


まずはWebでエントリーしてみる。エントリーシート攻略法


Webエントリーは簡単だと思います。マイナビとかのサイトからエントリーするのが一般的だと思います。
問題はエントリーシートの強みとか弱みとかアピールポイントが重要です。
学生時代のバイトだったり、委員会だったり、部活だったり、、色々な思い出があると思いますが、その中で自分らしく輝けた場面を振り返ると良いと思います。

僕はバイトでした。
飲食店のバイトをしており、ドリンクを作る担当をしていました。
3年やりましたので、3年目には責任者として後輩の指導などにも携わり、最終的にはバイトリーダーにもなった、よくある話の主人公です。

ポイントは、
なぜ自分がバイトリーダーに指名されたのか?
困難はどんなところ?
自分らしさを発揮して、その困難をどう克服した?
自分らしさを言葉で表すと?

こんな感じで書いたような気がします。


Webテスト攻略法


企業の理念に沿った人物を想像しながら受けます。
エーザイ株式会社ですと、hhc理念を自分に叩き込み。
我が我が!よりもチームスピリッツを大切にテストを受けます。
刺々しい人は落ちますが、チームを大切にすることを意識していれば、通過すると思います。

あと大事なのは、友達と協力することです。
自分の名前で受けられるのは一回です。そのため友達に協力してもらい、どんな質問があるのか?回答をして合格したのかなど模擬的に受けられるので、重要だと思います。
これと同じように第一志望群は一番にしない事!
3回目くらいが慣れてきて良いと僕は思います。逆に5回目とかにすると緊張感が無くなり、落ちたケースもありました。。。


グループディスカッション攻略法


これは得意な分野でした。
特にファシリテーターが大の得意でした。(今でも会社のファシリは得意なので、もともと特異な分野だったのかもしれません。。。)
なぜなら、確実に勝てる方法があるためです。

それは、
・自分から役割はどうします?と話を切り出し、コイツに仕切らせようという雰囲気を出す。
ファシリテーターは意見を述べない。話を振るだけ。
・話を振るのは、満遍なく!ディスカッションはみんなの場です。
・最後の着地だけを決めておく。
・話が逸れ始めたと感じたら、〇〇の件に関してはどうですか?と話を最終着地に逸らす。


とうとう最終面接!


ここまで来れば、熱意のみです!
けど熱意の裏にしっかり根拠は入れておきましょうね!ただ、入りたい!といっても気持ちだけの人間になってしまいますし、、、、
当日はどこかの所長や人事部長など偉い方がいると思います。けど、自分に自信をもってアピールすれば大丈夫だと思います。
さらに今の所長や人事部長は正直、プロパーと呼ばれる時代を生き抜いてきた人ばかりです。元プロパーの人は気持ちを大切にする人が多く、あなたが入りたいと思う気持ちが伝われば自然に採用の雰囲気になると思います。
ぜひ頑張ってください!


製薬業界に就職して思う事


最初、第一志望群として就職活動をしていましたが、正直ある程度の規模の会社であれば給料や福利厚生はどこも同じような気がします。
多少、社内の風土が違うと感じますが、大きな問題ではないと思います。

まずは製薬業界に入ることが最優先だと僕は思っています。


なぜなら、給料が高くワークライフバランスがとれている業界だからです。

・給料が高いと好きな事ができます(その可能性が高まります)
・時間もあります(多くの場合、給料が良くても時間がない現象が起こります)

 

seiyaku-mr.hatenablog.com

 

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この2つのポイントが確保されているので、絶対製薬業界はめちゃくちゃ恵まれていると思います。

実際、他業界からの転職も多く、製薬業界に一度入ってきた人は他業界に行くケースは少ないです。

もし、あなたが製薬業界に興味を持ってるのであれば、行動を起こされることを願っています。

MRへの転職ならDODA