花形職種に冬到来?YAHOOのTOPニュースについて僕なりに考えてみた。
現役MRのユウトです。
今朝、MRの中で話題になった記事があります、医薬品業界に興味がある読者の皆さんは、既に記事を読まれた人も多いんじゃないでしょうか?
同僚のMRからもあの記事見た?などと今朝から話題の1つになっています。
この記事についてあまりにも反響が大きいので、僕なりに色々な側面から考えていきたいと思っています。
【目次】
そもそもこの記事はどんな事が書いていた?
意見を考える前に該当記事についてまとめてみたいと思います。 記事を要約すると
・昨年末のMSDの早期退職のネタ
・今まで景気の影響を受けないと言われていた業界もとうとう厳しい時代が到来している
・内資系製薬会社も出向などを繰り返しスリム化している
・高収入の花形職種のMRの人たちは怯えている
こんな感じの事が書かれていました。
同僚とも話したんですが、業界内にいれば「昔と今」大きく環境が変化しているのを肌で感じています。ですので、何を今さらと思ってしまいます。
昔と今の違い
ほんとうに大きく働く環境が変わりました。僕が医療業界に入社したのは10年前になりますが、10年前から考えても
・接待
・講演会の頻度
・経費
・プロモーションの規制
・担当エリアの拡大
は、無茶苦茶変わっていると思います。
接待は無くなりました。講演会の頻度も少なくなりました。経費も少なくなりました。プロモーションの資材も厳しくなっています。以前よりも担当エリアも広くなりました。
今後のこの流れは続きますし、さらに厳しくなる可能性だってあります。だって取り扱っているものが医薬品ですよ!生命に関わるものを僕たちは扱っています!
負の事ばかりに見えますが、お陰様でQOLは格段に上がりました。家族との時間も増えましたし、毎日が本当に楽しいです。
そして、変化しているものばかり上げましたが、変わっていない事があります。
それは、給料です。(過去にまとめた記事がありますので、ご興味のある方はご覧ください)
徐々にですが手当ての見直しの流れはあります。しかしながら、他業界と比べてもかなりの高水準を保っています。これはおそらく、高水準で推移すると思われます。なぜなら組合側も強く、会社に反発するためです。その流れとして現在、外資系の企業で作る外資労働団体に加盟している製薬会社が多いですが、内資系も含めて新たに製薬会社の組合団体を作る流れがあります。
都市伝説では会社の上層部は繋がっています。組合も一致団結し、情報を共有する流れになっています。
そのため、簡単に給料を下げるという意見は一筋縄では厳しくなっているのが現状です。武田薬品も今回話題になったMSDも手当は少なく、基本給の中に全て盛り込んだ状況になっています。
この記事から感じること
少し話が脱線しました、、、すいません。
この記事は、確かに事実を元に書かれています。けど、筆者の主観的な部分も多いです。未来から来た人なんていないので、本当の将来なんてだれにも分かりません!日本人はメディアに流されすぎだと感じます!予想は簡単ですし、それも的外れになる可能性もあります。製薬会社の中で働いていると不安に思い、すぐ転職転職!と考える人もいますが、まずは目の前の仕事に一生懸命取り組むことが大切だと僕は思います。
実際、給料水準は高いです、福利厚生もまだまだ高いです。労働時間の厳しく守られています。家族も満足しています。こんな職業、他にはありません!けど、この現状に酔ってしまうと他の仕事は厳しいと思います。
ですので、自分の人生を長期的に考えて、しっかり考えて行動すること!
これに尽きると思います。
少なくとも製薬会社の超大手はなくなる可能性は低いと思います。その中で自分の地位を確立させることの方が重要なんじゃないかと思います。
そうは言っても、なかなか自分の描いた人生を歩むためには自分以外の要素も高いわけで、なかなか難しい時もあります。そのためお金は凄く大切です。
お金系の記事も書いているので、ぜひご興味のある方はご覧ください!